青銅とは

銅を主成分として錫(スズ)を含む合金。硬度は錫の添加量が多いほど上がるが、それにともなってもろくもなる。硬さと強度では鉄に劣る(沸点と硬度はほぼ比例しているゆえに硬くない)ものの、その一方で加工性に優れ、鉄より錆びにくい。尚、青銅といえば緑色と思われがちだが本来の青銅は黄金色や白銀色の金属光沢を呈する。青銅は大気中で徐々に酸化されて表面に炭酸塩を生じながら緑青となる。