工法転換で納期短縮・コスト削減・機能改善

納期の短縮、コスト削減、機能改善は製造業において常に付きまとう課題です。それらの課題を解決するために従来の工法から別の工法へ転換する方法もあります。そこで、弊社は製品を最終形状に近い形で成形し機械加工などの仕上げ工程を大幅に削減できるニアネットシェイプのご提案です。

ニアネットシェイプとは

言葉を分解すると ニア(ほとんど・近い)ネット(最終)シェイプ(形状) ものづくりに置き換えると、最終形状に近い状態に仕上げるという意味で、ロストワックスはまさにこの言葉に該当する加工方法です。 被加工材を最終形状にするための切削・研磨などの追加加工をほとんどせずに、1工程で最終製品に近いところまで作り上げることが可能です。 弊社では「従来の加工方法からロストワックスに切り替えることができないか」という相談を非常に多く頂いています。 ニアネットシェイプという言葉自体はあまり使われませんが、その趣旨でのご相談が多いのは事実です。

工法転換・ニアネットシェイプ ロストワックス

ニアネットシェイプにより期待できるメリット

工法転換・ロストワックス製品1
工法転換・ロストワックス製品3

短納期化 (リードタイム、工程の短縮)

低コスト化 (ランニングコスト低減、ロス削減)

高機能化 (精度・性能の向上)

高耐久性 (一体成形による耐久性の向上)

こんな時にご検討ください

事例1:素材が難削材で加工とコストの負担が大きい。

ロストワックス工法はステンレスやチタン等の難削材にも対応しています。

事例2:部品点数が多く加工や組み立ての工数が多くかかる。

複数のパーツを一体成形することで加工工数を大幅に削減することができます。また、一体成形することで精度や耐久性の向上も見込めます。

事例3:複数パーツを溶接でつなげている

複数パーツを一体成形することで、溶接の工程を削減して納期とコスト削減が見込めます。また、一体成形なので精度と耐久性の向上も見込めます。

事例4:無垢材から切削加工している

形状にもよりますが、削る部分が多い場合はニアネットシェイプ化することで加工時間と材料費の削減が見込めます。

ロストワックス工法へ工法転換をする際の注意点

・金型を必要とするため初期投資がかかる
・生産数が少ない場合はメリットが出づらいこと
・大きさや形状によっては他工法の方が適している場合がある

→まずはお気軽にご相談ください!