酸化被膜とは

金属表面に発生する不動態の被膜。通常は空気中の酸素に触れて自然発生する被膜を指し、金属と空気が直接触れることを防ぐ保護膜としての効果をもつ。酸化皮膜は保護膜として働く効果があるが、一方で電気伝導性能には悪影響となる。そのため精密機器を製造する工程や電気伝導性能が求められる半導体等では塩酸や酸化皮膜除去剤を使って酸化皮膜の除去を行う必要がある。

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