ワックスツリーとは

センタースプルーと呼ばれるワックスの棒に注湯口とワックスパターンをつけた、鋳型の元になるもの。一度の鋳造で複数個製作するためにワックスパターンを複数つなげるが、その見た目が木に枝が生えているように見えることから「ツリー」と呼ばれる。製品の形状や鋳造方法によって組み立て方は異なる。ただ沢山付ければ良いというものではなく、欠陥を出さずに鋳型に万遍なく溶湯を行きわたらせるためには適切な設計が必要とされる。