中国工場への指導・視察監査②

4月に中国のロストワックス工場およびプレス工場を視察してきました。
ロストワックス製法については何十年前から変わってはいません。

今でも0.1mm単位の精度の求められる箇所については機械加工しかありませんが、設備の更改や収縮率などのノウハウの蓄積・矯正技術等により、精度が求められるものも鋳出しの状態で作れるようになっています。

写真(下段左)のような装飾品などもロストワックスでの製造が可能です。

プレス工場についても設備などは昔の日本のような設備ですが、プレス加工技術も職人の育成の結果、技術が向上しております。

写真(下段右)は、建築向け装飾用のドアプレートですが、絞りで直角を出すのが大変難しいのですが金型の調整により綺麗に仕上がっています。

多くの製品を作っているだけあり、中国国内にも優秀な職人がたくさん育っています。日本基準の品質などに関しては国内の工場でうまく管理しながらお付き合いしていきたいと思います。

(M.K)