ロストワックス鋳造で起こりやすい不良・トラブルを工程別にまとめました。項目をクリックすると、原因と対策・対処法が表示されます。
ワックス原型作成
型から出した後に縮んだり反ったりする。
急に冷やさず、温度管理を一定にする。
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ワックスを流し込むときに空気が入る。
型の汚れを取り、ゆっくり流し込む。
ワックスがすみずみまで流れきらない。
流し込む圧力・温度を見直す。
ツリー組立
重みや運搬で接合部が割れる・ずれる。
接合部の強度と組立方法を見直す。
シェル作成・乾燥
鋳型の厚みや乾燥が足りず崩れやすい。
厚みをしっかり確保し、乾燥時間を守る。
急な温度変化で鋳型にひびが入る。
急速な加熱・乾燥を避ける。
乾燥のしすぎで層どうしの密着が悪くなる。
乾燥方法(風・温度)を見直す。
鋳型の粒の粗さや乾燥ムラが影響する。
材料の粒度や乾燥条件を整える。
脱蝋・焼成
ワックスが鋳型の中に残ったまま焼く。
脱蝋(ワックス抜き)の時間・温度を見直す。
焼く温度や時間が合っていない。
焼成の温度・時間を一定にする。
溶解・注湯
金属の温度が高すぎ・低すぎる。
材料ごとの適正温度を決めて管理する。
型のすみずみまで金属が流れない。
流し込む速さ・型の温度を見直す。
金属の中にガスが残って穴ができる。
ガスを抜く・型の通気性を良くする。
凝固・冷却
固まるときに金属が足りなくなる。
肉厚を均一にし、金属の補充経路を作る。
ゴミや酸化物が金属に混ざる。
溶けた金属をきれいにし、ろ過する。
型と金属が高温で反応する。
温度を上げすぎない・型の材料を見直す。
急な温度変化で無理な力がかかる。
冷却・熱処理をゆっくり一定にする。
熱処理・仕上げ
冷えるときの力で形が歪む。
冷却を均一にし、必要なら矯正する。
高温にさらされて表面が酸化する。
炉の中の空気管理を見直す。
全工程
工程全体の管理不足が積み重なる。
各工程の記録を残し、原因をすぐ特定する。